喉元過ぎれば熱さ忘れる 繰り返される借金

主にクレジットカードのリボ払いのショッピングが重なり、徐々に家計が圧迫されるようになった頃から、カードローンで借金をしてはクレジットカードの支払いに充てるような形を繰り返してきました。当初は、限度額の大きなカードローンの存在を意識せずに、クレジットカードのキャッシング枠を利用しての借金。

複数のクレジットカードのショッピング枠とキャッシング枠を合わせると、総額で500万円近い金額にまで膨らんでしまっていたのです。当時30代後半、安定した仕事に就き、勤続年数も10年以上となっていましたが、「おまとめローン」としたいと考え多くの金融機関へカードローンを申し込んだものの悉く審査が通らず、結局両親に泣きついて立て替えてもらった経緯がありました。

その6年後にも、再度同じ過ちを繰り返して両親を泣かせてしまったのです。

「仏の顔も3度まで」とは言いますが、もう次は無いと思っています。しかし、2回両親に借金を立て替えてもらった後の現在も、徐々に借金は積み上がっています。

過去2回の過ちでは、「手元に現金を置いておきたい」との気持ちからボーナス時などの収入で借金の返済に充てることはありませんでしたが、現在は出来る限り増額返済するなどしてリセットを繰り返すようにしています。しかし、当初は一括返済で一度は「0」になっていた借金も、現在は一括で返済するに至らず、増額返済止りで徐々に増えていっている状態です。

今後のことを考えると不安で一杯の毎日ですが、「どうにかなるさ」的なパートナーの心境が…。

今後も借金が積み上がっていって、正に「首が回らない」状態になったなら、不本意ながらも現在の職場を後にし、退職金で全てを返済し、その後は細々と生活せざるを得ないのかと、覚悟しているこの頃です。